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豊かな自然と風景

塩竈市は宮城県のほぼ中央、仙台市と日本三景で知られる松島との中間に位置しています。
日本三景・松島の一環をなす浦戸諸島の手つかずの景色や自然との共生の風景、その松島湾に面した天然の良港としての港町の風情、遠く平安時代からの歴史を持つ鹽竈神社など、様々にお楽しみいただけます。

写真映えする風景がたくさん

「奥の細道」には松尾芭蕉が塩竈から松島へ舟で渡ったことが綴られていますが、塩竈には松島観光の海の玄関口としての一面もあります。
あまり知られていませんが、八百八島といわれる松島の島々のうち半分以上は塩竈市の行政区内にあります。
特に有人の島である浦戸諸島には、春は菜の花、夏には海水浴やマリンスポーツ、四季を通じての釣りなど海や島を楽しむ多くの観光客が訪れています。

浦戸諸島の風景

日本三景 松島の一部である浦戸諸島は、豊かな自然を残し、数多くの絶景ポイントを抱える景勝地です。
遊覧船からの眺めはもちろん、桂島・野々島・寒風沢島・朴島の浦戸の各有人島の散策もお楽しみください。

椿のトンネル

菜の花

寒風沢の六地蔵

田園風景

野々島ハーブ園

浦戸の夕焼け

塩竈の歴史

「陸奥国一之宮 鹽竈神社」の門前町として、またみなとまちとして栄えてきた塩竈市。
古くは陸奥の国府多賀城への荷揚げ港として、藩政時代には仙台藩の港として、明治以降は国内有数の港湾都市として、また近代になってからは近海・遠洋漁業の基地としても発展してきました。

陸奥国の守護神 鹽竈神社

東北開拓の守護神 陸奥国一之宮として、古くから朝廷をはじめとして庶民の崇敬を集めてきた神社です。
創建の年代は不明ながら、平安時代初期の書物には既に名が記されていることから、古代より地域民衆の精神的支えとして信仰されてきたと考えられています。

御釜神社の神釜

海水を煮て製塩する方法を鹽土老翁神より伝承されたという伝説があり、御釜神社には神器として4口の竈が安置されています。
この竈が塩竈の名前の由来と言われています。
ト占にも使用され、何か異変がある際には竈の水が変色するといわれています。

海商の館 旧亀井邸

伝統的な和館(日本建築)に洋館(洋式建築)を併置して建てられた「和洋併置式住宅」という様式の建物で現在まで残るものは大変少なく、貴重な歴史的建造物です。

寿司の街

米どころ宮城のササニシキと三陸沖の新鮮な魚介類をふんだんに使い、それぞれの特徴を出しながら店独自の味と技で美味しさを競い合っています。
各店では心のこもったおもてなしが受けられます。

日本有数の生鮮まぐろの水揚げ港

生鮮まぐろの水揚げ基地として、めばち・びんなが・きはだなど、様々な種類のまぐろが大量に水揚げされます。
中でも、生鮮めばちまぐろの水揚げ量は日本一を誇っています。

三陸塩竈ひがしもの

塩釜港に初秋から冬にかけて水揚げされる生めばちまぐろの中でも、鮮度・艶・旨味などにおいて最も良質なもののみに「三陸塩竈ひがしもの」の称号が与えられます。
仲卸市場などの認定業者で購入できるほか、市内の各寿司店でいただけます。

市内には数多くの寿司店

豊富な水揚げ量を誇る新鮮な魚介類を生かした、港町独特の食文化が息づいています。
なかでも、四季折々の多彩な種類の魚を生かし日本一の寿司のまちを目指しています。

塩竈の特産品

塩竈には豊富な海産物や伝統的な藻塩、古くから鹽竈神社へと奉納されてきた地酒など、様々な名産品があります。
また、その名産品を元に工夫し改良を加えることで更なる新しい商品が誕生するのをお楽しみいただけます。

かまぼこ・練り製品

かまぼこ・練り製品など日本有数の生産量を誇る水産のまち塩竈。
昔ながらの笹かまぼこはもちろんの事、牛タンや牡蠣・ふかひれ・だだちゃ等アイデアに溢れた美味しいかまぼこがいっぱいです。

塩竈の地酒

塩竈は食べ物がおいしいのはもちろん、日本酒もまた格別です。鹽竈神社にお供えする御神酒、として各蔵元の杜氏が腕を競いあったことも塩竈のお酒のおいしさの秘密です。

塩竈の藻塩

この「藻塩」は古来の製塩を限りなく再現し、海水を海藻(ホンダワラ)と一緒に石の竈で10時間以上丁寧に不純物を取り除きながら炊き、生じた結晶を製品化したものです。
現在ではこの藻塩をはじめとして、塩竈の様々な地域資源を活かした塩竈ならでは、の新商品が登場しています。

多彩なイベントやお祭り

歴史的な神事から、多くの市民に愛されるお祭りまで、1年を通して様々なイベントが行われています。

1月14日

神事 松明祭

3月10日

神事 鹽竈神社帆手祭

4月第4日曜日

神事 鹽竈神社 花祭

4月第4日曜日

しおがま市民まつり

7月6日

藻塩焼神事・御釜神社例祭

7月10日

神事 鹽竈神社 例祭

7月第2日曜日

神事 鹽竈神社 流鏑馬

7月第3月曜日(海の日)

塩竈みなと祭

11月23日

初穂曳き

塩竈市へのアクセス

塩竈市は宮城県のほぼ中央、仙台市と日本三景で知られる松島との中間に位置しています。
電車であれば仙台駅からのアクセスは東北本線を利用し最短で約16分(仙石線利用・本塩釜駅下車の場合は28分)、東京からは約120分~とアクセスが良く、JR東北本線と仙石線が市を縦断するように走り、塩竈市内に合わせて4つもの駅があります。車では仙台市内から国道45号線 塩竈、松島、石巻方面に進み約40分で到着します。また、三陸自動車道を塩竈方面へ進み利府中IC、利府塩釜ICへ約15分で到着します。

鉄道

JR東日本 駅の時刻表 JR東日本のホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

  所要時間 料金(大人)
仙台~塩釜(東北本線) 約16分 240円
仙台~西塩釜(仙石線) 約26分 240円
仙台~本塩釜(仙石線) 約28分 330円
仙台~東塩釜(仙石線) 約31分 330円

バス

宮城交通バス及び市内を循環しております。しおナビ100円バスをご利用ください。
▸ 運行ルート(しおナビ)
▸ 時刻表(しおナビ北まわり、南まわり)


市営駐車場

お買い物や観光など、お車でお越しの際は年中無休の市営駐車場をぜひご利用ください。

駐車場 住所 台数
塩竈海岸通駐車場 塩竈市海岸通3番14号 19台

市営汽船

運航時刻・乗船料金などは浦戸諸島ホームページをご覧ください。


マリンゲート塩釜内の駐車場も利用できます(有料)
マリンゲート塩釜の情報はこちら