名所・名跡
神社
延喜式内名神大社 志波彦神社 えんぎしきないみょうじんたいしゃ しわひこじんじゃ
志波彦神社は志波彦大神をお祀りしております。
元は宮城郡岩切村(現・仙台市)の冠川の辺に鎮座しておりましたが、明治7年(1874)に鹽竈神社別宮に遷座されました。
現在の社殿は昭和13年(1938)に完成し、近代神社建築の粋を結集して造営され、鹽竈神社とは趣を別にし、本殿・拝殿ともに朱黒漆塗りの極彩色社殿となっております。又全額国費を以て造られた最後の神社とも言われております。
神門前は、松島湾の絶景を一望することができる景勝地でもございます。
延喜式内名神大社 志波彦神社
塩竈市一森山1-1
TEL: 022-367-1611(代)
- 開門時間
- 5:00~20:00
- 交通
- JR仙石線 本塩釜駅より徒歩約15分、タクシーで5分
- 駐車場
- 無料駐車場(4か所)約300台収容
- 公式ホームページ
- http://www.shiogamajinja.jp/
陸奥国一之宮 鹽竈神社 むつのくにいちのみや しおがまじんじゃ
鹽竈神社は古くから東北鎮護・陸奥国一之宮として、朝廷を始め庶民の崇敬を集めて今日に至ります。
現在の社殿は、元禄8年(1695)に仙台藩第4代藩主・伊達綱村公が開始した大改築によりつくられたものが中心で、境内には別宮・左宮・右宮の3社殿が整然と配置されております。別宮に主祭神たる塩土老翁神・左宮に武甕槌神・右宮に経津主神をお祀りしております。本殿は素木造檜皮葺の三間社流造り、一方の拝殿は朱漆塗銅板葺入母屋造と好対照を見せており、又別宮は本殿一棟に拝殿一棟、左右宮は本殿二棟に拝殿一棟と特徴的な造りとなっており、近世社寺建築の傑作と謳われております。
平成14年(2002)、本殿・拝殿・随身門などが、国の重要文化財の指定を受けました。春には国指定の天然記念物「鹽竈桜」が荘厳な神社境内を鮮やかに彩ります。
陸奥国一之宮 鹽竈神社
塩竈市一森山1-1
TEL: 022-367-1611(代)
- 開門時間
- 5:00~20:00
- 交通
- JR仙石線 本塩釜駅より徒歩約15分、タクシーで5分
- 駐車場
- 無料駐車場(4か所)約300台収容
- 公式ホームページ
- http://www.shiogamajinja.jp/
御釜神社 おかまじんじゃ
御釜神社は、製塩法を伝えたとされる鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)を祀る鹽竈神社の末社です。
境内には直径約180cmもの大鉄釜(神竈)が4つ、ひっそりと安置されております。この鉄釜こそ平安の昔、土釜に代わる新兵器として古代製塩「藻塩焼」に使われたもので、塩竈の名前の由来になったものとされています。毎年7月4日~6日の3日間、古代製塩法に倣った「藻塩焼神事」が行われ、作られた塩は神様に奉られるほか一般の方にも配られます。
また、吉凶がある時は竈の水の色が変わると言われており、「日本三奇」の一つに数えられています。なお、「4つの神竈」の拝観を希望される方は、「御釜神社社務所」または「志波彦神社・鹽竈神社社務所」にお問い合わせください。
御釜神社
塩竈市本町4-1
- 交通
- JR仙石線 本塩釜駅より徒歩約10分、タクシーで3分